pipenvの小技

pipenv
入生田駅_しだれ桜

仮想環境が作成される場所

環境変数の設定場所と設定方法

環境変数 PIPENV_VENV_IN_PROJECT をセット していない状態であれば、仮想環境は、/.local/share/virtualenvs/ 下に作成される。これでも特に問題はおきないはず。

環境変数 PIPENV_VENV_IN_PROJECT をセットすると、仮想環境の作成場所がプロジェクトフォルダ(Pipfileがあるフォルダ)直下の .venv フォルダになる。

Ubuntu 20.04 の場合:

設定場所は ~/.bashrc。

設定方法は、最下行に次の一行を追記。

export PIPENV_VENV_IN_PROJECT=1

仮想環境が作成された場所を確認するコマンド

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv --venv
/home/user1/.local/share/virtualenvs/delete-EGjzlvK2

仮想環境を削除するコマンド

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv --rm

最初に使いそうなコマンド

まっさらなフォルダを作ったら

Python仮想環境を作成し、Pipfileを作成し、そのフォルダをプロジェクトフォルダとする。

pipenv --python 3.9.12

または

pipenv --three

ここで three はPythonバージョン3 の意。まあ –three オプションはあまり使わないかな。昔の名残のようなものか。

パッケージをインストール

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv install fastapi[all]

開発用パッケージをインストール

本番環境には入れないツール。

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv install --dev flake8

requirements.txtを出力する

(本番用)default依存関係のみを出力する

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv requirements > requirements.txt

(開発用) default と development依存関係を出力する

user1@amebb:~/acre/delete$ pipenv requirements --dev > requirements_dev.txt

打鍵が少なくなるuninstall

pipenv uninstall 名前 を連打するより楽な方法。

  • エディタで Pipfileを開きアンインストールしたいモジュールの行を削除する
  • Pipfileに基づき Pipfile.lock を更新
user1@amebb:~/acre/coolapi$ pipenv install
  • Pipfile.lock にないモジュールを削除
user1@amebb:~/acre/coolapi$ pipenv clean
  • 消えてます。
user1@amebb:~/acre/coolapi$ pipenv run pip list
Package    Version
---------- -------
pip        22.0.4
setuptools 62.1.0
wheel      0.37.1
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